2月に入ってから,勤務校で算数の補習をしています。
算数が苦手な子を各クラスの担任の先生に訊いて,12月にその子たちに(というかその親に通知表を通じて)案内を出していました。
あれから約2か月。
夏休みに宿題がなく,子どもたちは勉強をしない習慣のあるこの国。
おまけに,先生たちも「子どもたち来るかな…?どうだろうね…」と。
そんなこんなで「もし子どもたちが来なかったら休みが増えるし,どこかに出かけるかな」と思っていました。
2月1日。
子どもたちは,来てくれました。予定よりはるかに少ない4人でしたが。
そして日を追うごとに人数は増え…
補習に呼んでいない子も,親が来て「算数を見てほしい」と。
みんなが遊んでいる夏休みに,私のつたないスペイン語の補習に来て,一生懸命勉強している子どもたち。“来ないだろうな”なんて思ってごめん。
今日。
朝から雨。
雨の日は学校を休むのが習慣のこの国。
でも,日にちを指定して子どもたちに案内を出しているし,雨が降っていても来るかもしれない…。
家族は,「雨だから誰も来ないよ。」と,私が行こうとするのを止めました。
誰かが来ていたら申し訳ないな…そう思いつつも,家族に負けて家にいてしまった私。
「誰も来ないだろう。」それは,ただの予測。
「来るかもしれない。」これは,大きな期待。
子どもたちを信じること。教師にとってものすごく大切なことなのに欠けていたなぁ。
初めから諦めるよりも,子どもたちを信じて行動する教師でいたい。
そう思った今日この頃でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿