2010年11月25日木曜日

分数とは…

 昨日は,お隣の町の隊員K氏が私の学校を見学に来てくれました(*^^)
 放課後は教会前でフライドポテトを片手にビールを飲み,程よく(?)酔っぱらったため,早く寝てしまいましたzzz
 そして,今日学校に行って,昨日の算数の授業で怒っていたことを思い出した!

 たまには算数について語ろうと思います。

 2年生の授業。
 分数が出てきました。
 日本だと4年生で分数を学習します。が,パラグアイでは簡単な分数が1年生ですでに登場します!
 昨日の黒板

 復習でしたが,分数を指導するのに,こんないい加減な板書では到底子どもたちに量感を与えることはできません。“2分の1ℓ”というのは,“1ℓを等しく2つに分けた1つ分”と確認することがまず大切でしょう。この絵(左側)では,そんなこと理解できませんよね。
 同じく下の“4分の1ℓ”も…。
 やっぱり色水を用意して実際に見せるなどの具体物がこの学習では必須。

 そして,次に黒板の右側。
 ここからは子どもたちが自分で解かなければならない問題。
 でしたが,今までℓで復習したのに,いきなりここから“重さ(㎏)”の問題になってる…
 子どもたち,わけ分かんなくなってます…

 しかも子どもたち(と私)は,右のお皿(?)に何を書けばいいのか分からず戸惑う…。
 上の問題は,“2分の1㎏の分銅が何個あれば1㎏と釣り合うか”ということで分銅を描く(か分銅の数を書く)というものでした。
 説明しないと分からないよ(+_+)
 下の問題,右側が“2分の1㎏”になっていて発展問題。
 基礎問題もはっきり言って分かっていない子どもたちに,この問題は厳しいです,先生……。
 みんな見事に分かっていませんでした。。。
 おもしろい問題だから惜しいなぁ…!

 「分数は彼らにとっては難しいね。」とやんわり言うと,
 「3年生になったらもう少し分かるようになるわ」と,先生。
 いやいやいや,子どもたちが少しでも分かってくれるように努力しましょうよ,先生……。
 この教え方じゃ,分からなくても仕方ないですよ…。

 こんな感じで,悶々とした時間を過ごしたのでした。。。
 文句を言うつもりはありませんが,指導の仕方,見直してほしいものです。
 あんまり強く言えないから,指導法を見せたいんだけどな。。。

 今日は,もう1つの2年生のクラスで,先生が急に,「(算数)たし算とかひき算とか何かやる?」と。
 もう試験も終わってすることもあまり(何にも)ないようで,私に時間をくれるらしい。
 やります!分数!!(先生の意見無視(笑))
 テストの分数の問題,このクラスも1人もできてなかったし(-_-;)
 少しでも分かってくれるといいなぁ!

 おまけ☆
 今日はバレーをしに行った小川の近くにあった木の実を食べてみました!
 見た感じはさくらんぼみたい♪
 味は…甘くて,スイカに似ていたような…おいしかったです☆

0 件のコメント:

コメントを投稿